この記事では、資産運用を始める前に確保しておくべき「生活防衛費」について説明します。
この記事を読むと
- 自分がどれだけの金額を生活防衛費として貯めるべきかわかる
- 生活スタイルの変化で変化する生活防衛費の金額がわかる
1.投資で失敗したとき生活できる金額は?
この問の答えが生活防衛費です。
例えば、あなたが手取り25万、毎月の生活費15万の独身サラリーマンの場合、
- 毎月給料が安定して振り込まれる
- 給与の範囲で十分暮らすことができる(給与25万>生活費15万)
と言えるので、極端なことを言えば生活防衛費は必要ありません。
ただ今の時代、急に会社が潰れたり、クビになったり、残業が酷くて転職しなくてはならないことがありますよね。
なので、6ヶ月間の生活費を余裕として確保することがおすすめです。この場合は、15万✕6ヶ月=90万円となります。
半年間あれば、転職もできます。また、サラリーマンは失業保険や傷病手当で働いていないときでも給与の一部が貰える制度があるのでこれで十分です。
また、サラリーマンではなく、フリーランス・個人事業主の場合は、これらの制度の恩恵を受けれないので、1年分ぐらい確保しておくことがおすすめです。
生活防衛費目安
- サラリーマン・・・生活費の6ヶ月分
- フリーランス・・・生活費の1年分
2.ライフスタイル別 生活防衛費目安
2.1 独身サラリーマン
サラリーマンの場合、先程説明した通り生活費の6ヶ月分確保しましょう。
2.2 夫婦2人家族(共働き・片働き)
【夫婦共働きの場合】
独身サラリーマンと同じです。生活費の6ヶ月分確保しましょう。
【片働きの場合】
- 毎月の給与の中で生活している → 生活費の6ヶ月分で十分。
- 貯金を切り崩して生活している → 投資を始める前に家計の黒字化をしよう!
2.3 夫婦+子供
先程と同様です。
- 毎月の給与の中で生活している → 生活費の6ヶ月分で十分。
- 貯金を切り崩して生活している → 投資を始める前に家計の黒字化をしよう!
POINT
- 毎月の家計が黒字で余裕もある → 生活費の6ヶ月〜1年を確保
- 毎月の家計がギリギリもしくは赤字 → 投資をする前に家計を黒字化すべき
お金の無駄を減らす参考になる記事はこちらにまとめています。
3.まとめ
まとめ
家計が黒字なら生活費の6ヶ月〜1年、赤字ならまずは黒字化から始めよう!
お金の使い方・貯め方・増やし方の基本的な考え方を数時間で手っ取り早く身につけたい方は、ファイナンシャル・アカデミーのお金の教養講座がおすすめです。無料で多くのことを学べます。私も最初はここから始めました!