知らないと損するお金の話。
今回は、サラリーマンだから貰える「傷病手当金」について理解しましょう。
1. 給与の2/3を1.5年貰える
サラリーマンが怪我・病気で入院して、しばらく働けない場合、健康保険から傷病手当金がもらえます。
その額なんと、給与(標準報酬月額)の2/3です。つまり、毎月の給料が30万の人は、20万円もらえます。
しかも、1年半ももらうことができるので、長期間の入院で働けない期間があっても急に収入がなくなることがありません。
病気やケガで会社を休んだとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
この制度があることを知らないと、本当はもらえるはずの給付金をもらえないばかりか、保険で過度に保障をつけてしまい、結果毎月の保険料が高額になってしまうなど、知らないだけで損してしまう可能性があります。
さらに、所属する健康保険組合に付加給付と呼ばれる、健康保険にプラスして支給される制度がある場合は、傷病手当金を1年半もらったあと、さらに延長して給付を貰えるなどの制度があるとこもあります。
一度、自分が所属する健康保険組合の冊子などを確認してみてはいかがでしょうか。
2. 保険の必要保障額を見直そう
サラリーマンなら傷病手当金がもらえることを知らなかった人は、今タイミングで医療保険を見直しましょう。
以前の記事で、医療保険は高額療養費制度を活用することで基本的には不要と話しました。
さらに、今回説明した傷病手当金もあるので、より安心できますね。
よく最低でも1日5000円は医療保険でもらえるようにすると安心と言われています。実際、入院した際に掛かる費用は、治療費以外だと差額ベット代(個室などを選ぶと掛かる)、食事代程度です。つまり、ほとんど掛かりません。食事代は入院に関係なく掛かるものですし、傷病手当金で収入もある程度保障されているのでわざわざ保険会社に手数料を支払、備える必要はありませんよね。自分で準備した方がいいと思います。
思い切って、医療保険を解約するものいいと思います。
3. まとめ
〜傷病手当を理解し、無駄なお金を減らそう〜
知らいないと損することがたくさんあります。一つずつ知ってきましょう。
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