みなさんこんにちは。今回は、生活に欠かせないインフラの整備とGDPの関係について調べて見ました。面白い法則があるので、是非読んでみてください。
1. GDPによって、インフラ整備の内容が変わってくる!?
最初に、みなさんインフラってどんなことを指しているかわかりますよね?
インフラとは、道路や発電所、送電網、上水・下水、ごみ処理などの社会基盤として、みなさんの生活を支えているものです。
日本では、当たり前にすべてのインフラが整っていますが、新興国に旅行で行ったことある人はわかると思うのですが、日本では当たり前にあるインフラがなかったりします。
例えば、以前の記事で紹介したカンボジアでは、少し田舎に行くと道路が舗装されていなかったり、町中でも信号機がないなどありました。
↓カンボジア記事はこちら
そんなインフラですが、最近聞いた話によると、整備されていく順番があり、さらに、GDPによって何が整備される順番かわかると聞いたので、今回調べました。
というか、いい感じでまとまった記事があったので参考にさせていただきました。
答えはズバリこれです。

2. 実際の国の状況と比べてみよう
日本の2017年の一人当たりのGDPは38000ドル程度。
アメリカは59000ドル程度。
→生活の質を向上する最後のゾーン。まあそうですよね。
それでは、ASEANの国のGDPを見てみましょう。

出典:ASEANの一人当たりの名目GDP(USドル)ランキング – 世界経済のネタ帳
- カンボジア・ミャンマーは一番下の発電所や上水道・主要道路を整備している段階
確かにカンボジアは 日々主要道路が舗装されたり、道が整備され続けている印象でした。
- ベトナム・ラオス・フィリピン・インドネシアは2番目の送電網強化、下水道整備の段階
フィリピンでは、下水道や降雨時の排水ラインの整備が追いついておらず、雨が降ると膝まで水が貯まるぐらいなので、まさにここを整備しなければいけない段階です。すでに町としては形になっているので。
- タイ・マレーシアは3番目の高速道路の整備や廃棄物処理を行っている段階
ある程度として完成していて、旅行で行っても普通に過ごせますもんね。
- ブルネイ・シンガポールは最後の、新たな交通網の構築、文化施設等の整備を行っている段階
シンガポールはイメージできますが、ブルネイはあまり知らないですね。資源が豊富にあるので税金が不要で、治安も良好な国だそうです。今度調べてみます。
自分の感覚とGDPによるインフラ整備状況がマッチしており、非常に納得な内容です。
3. まとめ
ASEANの国に、旅行で行く機会があれば、見比べてみてください。
1番目・・・「発電所・上水道」の整備→生活に最低限必要なのもの。
2番目・・・「送電網の強化、幹線道路の拡大、下水道」の整備→工業化が進むと必要になる。
3番目・・・「高速道路、廃棄物処理」の整備→生活の質向上
最後 ・・・「新たな交通網や文化施設・公園など」の整備→さらに便利に