みなさんはインドが今後注目の国ということをご存知ですか。
今回は、そんなインドへの投資について考えてみましょう。
目次
1. インドの可能性は人口から読み解ける
1.1 インドの人口は世界1位になる!
これは2016年の世界の人口ランキングです。

1位の中国、2位のインドが3位のアメリカより約4倍と圧倒的に人口が多いのがわかります。
そして、近々2位のインドが1位の中国を抜いて1位になります。
下のグラフを見てください。
中国の人口推移

出典:世界の人口ピラミッド
インドの人口推移

出典:世界の人口ピラミッド
中国は2025年ごろがピークで、その後人口が減少していきます。一方インドは2070年まで人口は増加し続け、2025年には中国を追い抜き世界1位になる予測です。
つまり、世界で最も人口の多い新興国となり、成長したときのインパクトがものすごいです。
1.2 人口ボーナス期が来ている
インドは人口構成についても理想的な状況になっています。
以前の記事で触れたことがありますが、人口ボーナス期に入っています。
人口ボーナス期とは、総人口に占める生 産年齢(15 歳以上 65 歳未満)人口比率の上昇が続く、 もしくは絶対的に多い時期、若年人口(15 歳未満) と老齢人口(65 歳以上)の総数いわゆる従属人口比 率の低下が続く、もしくは絶対的に少ない時期
つまり、働く人の割合が増え続けている状態のことです。
2040年ごろまで人口ボーナス期は続くと予想されています。今から約20年もあります。
参考に2018年〜2040年までの人口ピラミッドを貼っておきます。




1.3 実際GDPも高成長を続けている
人口が世界1の国が、これから人口ボーナス期で経済成長をすると考えたら、ものすごい影響を及ぼすことが簡単に想像つきますよね。
この表は世界の名目GDPランキングですが、インドはすでに世界6位まで来ています。
想像より高い位置にいますよね。アジアでみたら、中国、日本についで3番です。

2. インドへの投資はETFを活用しよう
今のところインドの個別株を外国人が買うことはできません。
そのため、ADRと呼ばれるアメリカで上場しているインド企業の株を買うか、インドの株式相場の代表指標に連動するETFなどで投資することができます。
代表的なETFには、インドの収益性の高い企業を投資対象とする
【EPI ウィズダムツリーインド株収益ファンド】
があります。
アメリカの株式市場に上場しており、ドル建てでの取引になります。
国内の証券会社から買うことができ、私がメインで使っているSBI証券でもネットから簡単に買うことができます。
3. まとめ
〜未来の超巨大市場インドに今から種を植えておこう〜
以前の記事でも書きましたが、長いものに巻かれる精神が投資では大切です。
巨大国家インドの成長の波に乗ってみてはいかがでしょうか。
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