『夢のマイホーム』
昔から当たり前のように言われたり、CMで言ってたりするこのワード。
実は、裏の真実があるのです。
1. ローンを返済するまでは”バンクホーム”
みなさんは家を新築で建てた場合、いつから自分のもの、つまり『マイホーム』になると思いますか?
買った瞬間だと思う人が多いのではないでしょうか?
実際は、住宅ローンを払い終えた時です。つまり、多くの人が35年後(フラット35の場合)
それまでは、自分のもの、つまり『マイホーム』ではなく、お金を貸してる銀行のもの、つまり『バンクホーム』なのです。
なので、もし住宅ローンを返済出来なくなった場合、家が没収されます!
こんなデータがあります。
住宅金融支援機構が2012年度に発行した広報誌で、「国内すべての金融機関」における3か月以上の延滞世帯数を推計しています。その推計によると「3か月以上の返済遅延」があるのは98,694世帯で、債務者全体に占める割合は0.89%となっています。上記の「リスク管理債権」の推移と照らし合わせて考えれば、現在の延滞世帯数はこれよりも少なくなっているでしょう。いずれにしても、住宅ローン破綻(3か月以上の延滞)をするのは多いときで100人に1人程度、少ないときで200人に1人程度だろうと推定されます。
つまり、住宅ローンを借りた人のうち、100人に1人は住宅ローンを返済できずに、家を手放しているのです。思ったより多いのではないでしょうか。
2. 住宅ローンは将来の支出だけを確定してしまう
みなさんは、来月どれぐらい給与もらえるかわかりますよね!
来年も何となくわかりすよね?
じゃあ、35年後はどうですか?
ほとんどの人が35年後の収入はわからないのではないでしょうか?
一方、住宅ローンを組むことで35年後までの毎月の支出は確定します。毎月のローン返済額は最初に決まるからです。
つまり、どれだけお金を稼げるかわからないのにも関わらず、毎月〇万円支払う約束をしているのです。
冷静に考えたらかなり、やばいですよね。しかも払えなければ家は没収です。
このように、誰もがやってるからという甘過ぎる考えで、住宅ローンを組むのは危ないです。
3. 周囲に流されるのは危ない
住宅ローンの例と同じことは、他にもたくさんあります。
- みんなが入るから保険に加入する
- みんなが買うから車買う
逆も同じです。
- みんなやってないから、資産運用しない
- 勉強しない
- 早く寝ない(夜更かしする)
など、周りに流されることで、いいことはありません。
自分でしっかりと考えて行動することが大切なのです。
4. まとめ
〜マイホームの購入は慎重に〜
数千万円の家を買うのに、知識がゼロでは心配ですよね。少しの知識があるだけで、数十万・数百万円もお得になるかもしれません。
気になる方は、一度勉強してみてはいかがでしょうか。
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