今回は、投資対象を選ぶ上で重要な利回りについてまとめました。出来るだけリスクを避けたいけど、資産運用はしたいという人必見です。
- 「利回り」について理解できる
- 投資商品ごとの利回り目安がわかる
- 自分の目的にあった投資対象を選べるようになる
1. 「利回り」とは?
まず最初に、利回りとは何か説明します。
利回りは下の式で計算できる割合です。

例えば、【100万円を投資して101万円なった場合】、1万円増えているので、
- 増えたお金 : 1万
- 投資したお金 : 100万
- 利回り : 1万 ÷ 100万 = 1%(0.01)
よって、利回りは1%となります。
資産形成をする上では、どれだけ増やしたいという目標があり、それを達成できる利回りを達成できる投資対象を選ぶことになります。
そして、増えるお金(増やしたい目標金額)が同じだとすると、投資した金額が多いほど利回りは低くても目標金額を達成できます。
上の例で、200万を投資したとすると
- 利回り : 1万 ÷ 200万 =0.5%(0.005)
となり、投資金額を倍にすると半分の利回りでも目標金額を達成できます。
投資のリスクを下げるには投資できるお金が大きいほど有効
2. いろんな投資対象の利回りを知ろう
増やしたいお金を決めて、投資できる資金から必要な利回りを計算したら、いよいよどの投資商品に投資するか決めましょう!
何度も言いますが、必要以上に利回りの高いものを選ぶ必要はありません。
なぜなら必要以上にリスクを取ることになるからです!
それでは、私の感覚ですが投資対象別の年利(1年間での利回り)を目安で書いておきます。
【株式投資(個別株)】
人によって様々です。100%以上の人もいますし、マイナスの人もいます。
一般的には7〜30%ぐらいですかね。
配当目的の投資なら、毎年2〜3%程度が配当としてもらえるものが多いです。
株式投資の始め方はここにまとめています。
【投資信託・ETF】
これはインデックスなのかアクティブなのかによって変わりますが、インデックスで3〜10%とか。アクティブファンドなら30%とかもありますが、手数料が高い場合もあるのでご注意を。
投資信託に関する記事を書いているので、よければ参考にしてみてください。
【不動産】
表面利回りで8〜10%は欲しい。
【海外口座】
定期預金で、年利5%とかもあります。
【銀行口座】
年利0.001%
はい、意味ないです。
【(参考)インフレ】
2% 実質ー2%の影響、、、
いつのまにかお金が減っていることと同じです。
3. まとめ
利回りは投資対象を決める上で大事な指標です。
投資先を考えるときの参考に使ってください 。
利回りの考え方も、今後様々な投資をする際に重要になるので、この機会に頭に入れておいて下さいね!