みなさんの家には仏壇や神棚はありますか?
私の実家にあるのですが、なぜ置いてあり、2つとも必要なのか?そもそも仏壇、神棚って何?って思ったので記事にしました。(※ちょうどテレビでもやってたので!笑)
1. 仏壇は仏教 神棚は神道
結論から言うと仏壇と神棚は宗教が異なります。
仏壇は「仏教」、神棚は「神道」です。
ちなみに、仏教はお寺、神道は神社です。この2つの施設は比較的近くにあったり、同じ場所にあったりと宗教は違うのですが、混在していることが多いです。
1.1. 【仏壇】
〜仏様(御本尊)・故人を祀る小さいお寺〜
仏壇には五供(ごくう)が基本です。
五供とは
- 線香(仏様は香りを食べる)
- 花(花の香りも食べる)
- ろうそく(ろうそくの明かりで世の中を照らす)
- 炊きたてのご飯
- 水
です。これらを仏壇にはお供えします。
基本的な仏壇へのお参りの仕方は以下の通り。
- 仏壇の前に正座し、御本尊に一礼
- お供え物をする
- 線香に日を灯し、合唱する
- 最後に一礼して下がる
1.2. 【神棚】
〜神様がいらっしゃる場所〜
神道でいう神様は、【天照大御神】です。
伊勢神宮に祀られています。
このHPに天照大御神について書いてあります。
15分で解る天照大御神(あまてらすおおみかみ)にまつわる神話

神棚には、3箇所の御札を設置する場所があります。
それぞれには、
真ん中 ・・・ 伊勢神宮の御札(天照大御神)
右 ・・・ 住んでいる地元の神社の御札(氏神神社)
左 ・・・ お願いしたい事のある神社 (崇敬神社)
のように御札をおくそうです。
御札は、初詣で神社に返すのがいいそうです。
お供えものは、
- 米(炊いてないもの。生米)
- 酒
- 塩
- 水
です。
また、神棚の参拝作法は「二礼二拍手一礼」が基本です。
1.3 仏教と神道が混ざって存在する理由
ざっくり言うと、
もともと日本には神道の神様信仰が普及しているところに、飛鳥時代に国外から仏教の思想が持ち込まれました。
その後、長い年月をかけて仏教はさまざまな宗派に別れ、神道とともに日本に定着しているのです。
2. まとめ
〜日本のことをもっと知ろう〜
身近だが知らないことが多いです。意味がわかると面白いので、ぜひ他にも気になることがあったら調べてみてください。
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