今日は時間とお金について、日常の事例を挙げながら考えてみましょう。
1. お金と時間は【時給】で判断
以前の記事でサラリーマンは時給を計算しようと話したのを覚えていますか?
忘れている人はこちらの記事を見て思い出しましょう。
ここで、仮にあなたの手取りを1ヶ月の労働時間で割ってでる時給が2500円だったとします。
あなたが1時間働いたら2500円稼げる、逆に考えると2500円稼ぐのに1時間必要ということです。言い換えると2500円が【あなたの1時間の価値】と言えます。
この時給を基準にお金と時間の関係を見てみましょう。
2. 実践!神戸から京都に遊びに行く場合のお金と時間
それでは、実際の日常に当てはめて考えてみましょう。
仮に神戸から京都に遊びに行くとします。

主な交通手段としては、公共交通機関を使用する場合、JR在来線か新幹線があります。
<パターン1>
- 手段 :JR在来線
- 料金 :片道1080円
- 所要時間 :1時間
<パターン2>
- 手段 :新幹線
- 料金 :片道3020円
- 所要時間 :30分
パターン1と2を比べると、差額が約2000円で30分の時間が短縮されています。
つまり、30分短縮するのに2000円支払っていることになります。
仮に時給換算すると1時間4000円となります。
ここで、あたなの時給の出番です。
この時給4000円とあなたの時給を比べてみましょう。
今回の場合では、
4000円>2500円(あなたの時給)
なので、あなたの時給の方が少ないです。
つまり、時給が4000円の人なら新幹線を使うのは妥当だが、そうでないひとは、30分を4時間で買っているようなもの。
ただ、この浮いた30分で何をするのかが大事。
4000-2500=1500円分の価値を生み出せるなら、時給が2500円の人でも時間を有効につかえていることになる。
例えば、
- ブログ記事1つ書く。
- 自己投資の読書をする。
- 遅刻しそうで新幹線を使う場合は、失うはずの信頼を守れたと考えることもできる。
これらは、あくまで一例であり、価値の尺度は人それぞれなので、一概に結論は書けないが、伝えたいことは、こんな感じでお金と時間の価値を意識して日常の選択をしてみてはどうですかという提案。
漠然と時間を過ごすのではなく、自分が納得できるような合理的理由をもって意思決定をするのがいいと思う。
人間は感情の生き物なので、なかなか難しいとこもあると思うが、意識するのとしないのでは行動の質が変わるだろう。
タクシーも同じ。
歩いたら30分のところをタクシーで5分。
1000円の出費。
25分の差と費用の時給換算24分をどう考えるか。
時間を節約したいと考えて行動しても、そのための費用を生み出すのにさらなる時間がかからないように注意しましょう!
自分の時給を計算し、日常から比べてみよう