この記事では、私が毎月行っている資産管理術をご紹介します。
- バランスシートの作り方がわかる
- 資産の内訳を管理する大切がわかる
1. 資産管理にはバランスシートを作ろう
自分の資産を管理するには、バランスシート(B/S)を作るのがおすすめです。貸借対照表とも言います。
バランスシートとは、一定時点における企業の財政状態を示す一覧表のこと。貸借対照表ともいう。企業の「資産」と「負債」「資本」を対照表示することによって、企業の財政状態を明らかにする報告書である。
言葉で説明されてもわかりにくいと思うので、実際どんななものか見てみましょう。

金額はアレンジしていますが、私はこんな感じで作っています。
左側に自分の持っている「資産」
⇒銀行預金や株式、現金などすべて書き出します。
右側には、自分の持っている「負債」
⇒借金をすべて書き出します。住宅ローンを組んでいる人はここに書きましょう。
そして、下には資産、負債それぞれの合計と、資産から負債を引いた値を純資産と呼び、自分の正味の資産と言えます。
このように、自分のお金・借金をすべて洗い出すことが大切です。
2. ポートフォリオも確認しよう
このバランスシートにさらにもうひと工夫しましょう。
資産・負債の合計だけでなく、種類による内訳、つまりポートフォリオのバランスも確認しましょう。こんな感じです。

さきほどのバランスシートの右側に自分のポートフォリオを表示しています。
この場合は、現金、株式、外貨の3種類となっていますが、自分の資産の状況によって随時変えましょう。例えば、仮想通貨を持っていたり、ドルをたくさん持っているから、円とドルで記載してもいいです。
ここまですることによって、今後どのように行動すべきかまで考えることができます。
例えば、上の場合で自分のポートフォリオの目標が現金、株式、外貨で均等に分けるとすると、外貨が少ないので、現金、株式から外貨へ振り替えることをします。
他にも、現金が90%などかなり多くの割合を占めている人は、円に全力投資をしていることと同じなので、他に振り替えることを検討すべきです。
ちなみに、円だけで資産を保有するリスクは以前の記事でご紹介しています。
3. まとめ
毎月バランスシートを作成し、自分の現状を洗い出そう!